パフォーマンスとは、人や機械が仕事や活動をどれだけうまくこなしたか、その出来ばえのことです。英語の performance をそのままカタカナにした語で、Cambridge Dictionary は名詞 performance の第一の語義を「人や機械などが、ある仕事や活動をどれだけうまくやるか」と定義し、レベル B2 を付けています。
この記事では、パフォーマンスの意味を英英辞典の語義からたどり、古フランス語 parfornir(完全にやりきる)という語源、「上演」というもう一つの意味、アチーブメントや動詞 perform との線引き、辞書が示す発音と数え方、そして業績や運用成績を指すビジネス英語の語義までを整理します。日本語のパフォーマンスは「出来ばえ」と「見せるための振る舞い」の二つに割れていますが、その両方が英英辞典にきちんと載っています。
パフォーマンスとは何か(結論)
パフォーマンスとは、ある仕事や活動の「やりぐあい」を指す語です。やった内容そのものではなく、どれだけうまくやれたかという度合いに名前を付けたのがこの語です。
Cambridge Dictionary は名詞 performance の第一の語義を「人や機械などが、ある仕事や活動をどれだけうまくやるか」とし、レベル B2 を付けています。例文には「彼は経験豊富な選手で、いつも自分のパフォーマンスを上げようとしていた」というものが並びます。
Oxford Learner’s Dictionaries も同じ内容を「あなたが何かをどれだけうまく、あるいはどれだけまずくやるか。何かがどれだけうまく、あるいはどれだけまずく働くか」と定義しています。例文は「この2年間における、その国の力強い経済パフォーマンス」「フランスチームによる素晴らしいパフォーマンスだった」です。
注目したいのは、主語に人だけでなく機械や国の経済まで来ることです。Cambridge Dictionary には「コンピューターや機械などがどれだけうまく働くか」という語義が別に立っており、「最新のインテル系ノートパソコンはパソコンのパフォーマンスに肩を並べる」という例文が付いています。
つまり英語の performance は、人間の努力の話に限りません。動くもの・働くものなら何にでも付けられる、出来ばえの物差しです。日本語で「このパソコンはパフォーマンスがいい」と言うときの使い方は、英語の語義とそのまま重なっています。
パフォーマンスの語源は古フランス語 parfornir「完全にやりきる」
Online Etymology Dictionary によれば、performance が英語に現れたのは15世紀後半です。そのときの意味は「(何かの)達成、完了」でした。動詞 perform に、名詞を作る接尾辞 -ance が付いた形です。
その動詞 perform は、さらに古く1300年ごろに performen として英語に入っています。意味は「実行に移す、果たす、務めを果たす、求められていることをやりとげる」でした。
経路はアングロ・フランス語の performer、performir です。同辞典によれば、これは古フランス語 forme(形)の影響で形が変えられたもので、元は古フランス語の parfornir「する、やりとげる、終える、成し遂げる」でした。
その parfornir を分解すると、par-「完全に」+ fornir「供給する」になります。fornir は英語の furnish と同じ語です。つまりパフォーマンスの芯にあるのは「最後まで全部そろえて出しきる」という身振りで、出来ばえの良し悪しは後から付いてきた意味です。
同辞典は、教会ラテン語に performo「すみずみまで形づくる、形にする」という複合語があったことも記しています。par-(完全に)が「すみずみまで」と重なる点は共通しています。
意味が枝分かれした年号もはっきりしています。「成し遂げられたもの、やり遂げられた事柄」が1590年代、「劇などを上演する行為」が1610年代、「公開の演芸・興行」が1709年です。中英語ではこの名詞は performing(14世紀後半)で「完了した状態、ある行為の達成」の意味でした。performance art(パフォーマンスアート)という言い方が確認できるのは1971年からです。
パフォーマンスのもう一つの意味は「上演」と「大げさな振る舞い」
英英辞典は performance に、出来ばえとはまったく別の語義を二つ立てています。一つは「上演・演奏」、もう一つは「大げさで面倒な振る舞い」です。
Cambridge Dictionary は「踊ったり、歌ったり、演じたり、音楽を演奏したりして、ほかの人を楽しませる行為」という語義に B1 を付けています。例文は「アーサー・ミラーの戯曲『るつぼ』のパフォーマンス」です。レベルが B1 と、第一の語義の B2 より低いことに注意が要ります。学習者はまずこちらの「上演」の意味から出会う、ということです。
Oxford Learner’s Dictionaries は、この上演の意味をさらに二つに割っています。一つ目は「劇や演奏会、その他の形の娯楽を上演する行為」で、例文は「パフォーマンスは7時に始まります」「夜のパフォーマンス」「彼らは観光客のためにパフォーマンスを行った」。二つ目は「劇や演奏会などで、その人がどう演じるか」で、例文は「素晴らしい/見事な/印象的なパフォーマンス」です。
もう一つの語義が、日本語の「政治家のパフォーマンス」に近いものです。Cambridge Dictionary はこれを「細部や、重要ではない小さなことに、やたらと手間をかける行為や振る舞い方」と定義しています。例文は「オーブンの掃除はまったくもってひと仕事だ」「何を大げさな。叫ぶのはやめてくれ」「その魚のパイは作るのがちょっとした手間だ」です。
Oxford Learner’s Dictionaries も同じ語義を「多くの労力や面倒を伴う行為。ときに、そこまでする必要がないのにそうする行為」と定義し、「朝、子どもたちを学校に送り出すのは本当にひと苦労だ」「急いでいるときでも、彼はいつもオイルと水を点検するという一式をひととおりやる」という例文を挙げています。
Cambridge Dictionary にはもう一つ、「ある出来事や状況がふたたび起こる場合」という語義もあります。例文は「警察は、祝祭が暴動に変わった昨年の再現を避けたいと考えている」で、a repeat performance という形で使われます。Oxford Learner’s Dictionaries の例文にも「党は、前回の選挙での敗北の再現を恐れている」があります。
パフォーマンスとアチーブメントの違い
パフォーマンスとアチーブメント(achievement)は、どちらも「やった仕事」に関わる語ですが、見ている場所が違います。performance は過程の出来ばえ、achievement は残った結果です。
Cambridge Dictionary は achievement の第一の語義を「とても良く、そして難しいことで、あなたがやり遂げることに成功したもの」と定義し、レベル B1 を付けています。例文は「とても長い本を最後まで読みきると、達成感が得られる」「オリンピックの銀メダルは、これほど若い人にとっては目覚ましい achievement だ」「源氏物語は日本文学の最高の achievement と評されてきた」です。
Oxford Learner’s Dictionaries も「誰かがうまくやり遂げた事柄、とりわけ自分自身の努力と技能を使ってやり遂げたもの」としています。例文は「その10年間で最大の科学的 achievement」「スポーツ/芸術/学術上の achievements」です。
| 語 | 辞書の定義(要点) | Cambridge のレベル | 語源の元の意味 |
|---|---|---|---|
| performance | ある仕事や活動をどれだけうまくやるか(出来ばえ) | B2 | parfornir「完全にやりきる」 |
| achievement | 良く、かつ難しいことで、やり遂げることに成功したもの | B1 | à chef (venir)「頭に至る=終わりに来る」 |
語源を並べると差がはっきりします。Online Etymology Dictionary によれば achievement は15世紀後半にフランス語 achèvement「終えること」から入り、元をたどると古フランス語 achever、さらに à chef (venir)「終わりに来る、完了する」、あるいは俗ラテン語 *accapare、後期ラテン語 ad caput (venire) です。どちらも文字どおりには「頭(かしら)に来る」で、ラテン語 caput「頭」に行き着きます。
つまり achievement は「終点にたどり着いた」語、performance は「全部出しきった」語です。achievement で「事柄そのもの」を指す用法は1590年代から確認できます。
使い分けの目安はこうです。数字や度合いで測れる出来ばえなら performance、一つの誇れる結果として数えるなら achievement。だから Cambridge Dictionary の performance の例文は「彼は自分の performance を上げようとしていた」と改善の話になり、achievement の例文は「銀メダルは目覚ましい achievement だ」と一つの到達点の話になります。
パフォーマンスと動詞 perform の違い
performance は名詞、perform は動詞です。日本語の「パフォーマンスする」に当たる形は英語には無く、動詞を使うなら perform を使います。
Cambridge Dictionary は動詞 perform の第一の語義を「ある行為や仕事をする」とし、他動詞([T])の印とレベル B2 を付けています。例文は「コンピューターはさまざまな作業をこなせる」「その手術は来週に行われる」「学生の大半は試験でうまくやった」です。
同辞典は「踊ったり、歌ったり、演じたり、音楽を演奏したりして人を楽しませる」という語義には自動詞([I])の印とレベル B1 を付けています。例文は「トマスとエリサはバイオリンとピアノのための心躍る二重奏を演奏した」「彼女は自分の曲を作り、自分で演奏する」「ハリウッドの大スターが今夜ステージに立つ」です。
| 語 | 品詞 | Cambridge の定義(要点) | Cambridge のレベル |
|---|---|---|---|
| performance | 名詞 | どれだけうまくやるか/上演する行為/大げさな振る舞い | B2・B1 |
| perform | 動詞 | ある行為や仕事をする/人を楽しませるために演じる | B2・B1 |
動詞 perform のもう一つの大事な使い方が、うまく動くかどうかを言う自動詞です。Cambridge Dictionary は「満足のいくように機能する/機能しない」と定義し、「その装置は試験中うまく動いた」「その車は試験中うまく動かなかった」という例文を挙げています。Oxford Learner’s Dictionaries も「うまく、あるいはまずく働く、機能する」として「エンジンはうまく動いているようだ」「その会社の業績は振るわない」を挙げています。
Oxford Learner’s Dictionaries には「仕事や作業、務めなどをする」という語義もあり、「彼女は我々の組織で重要な役割を果たしている」「to perform a function/duty(機能を果たす/務めを果たす)」という例文が並びます。名詞の performance of one’s duties(職務の遂行)と、そのまま対応しています。
Online Etymology Dictionary によれば、動詞 perform は中英語では今より広い意味で使われていました。「作る、組み立てる、生み出す、もたらす」も含み、夢について言えば「正夢になる」の意味もあり、performen muche time は「長生きする」という言い方だったそうです。
パフォーマンスの発音は /pəˈfɔː.məns/ で第2音節を強く読む
performance は第2音節の -for- を強く読みます。カタカナの「パフォーマンス」は6拍を平らに並べがちですが、英語では真ん中に体重が乗り、先頭の pə- はほとんど聞こえないほど弱く落ちます。
| 語 | イギリス英語(Cambridge) | アメリカ英語(Cambridge) |
|---|---|---|
| performance | /pəˈfɔː.məns/ | /pɚˈfɔːr.məns/ |
| perform | /pəˈfɔːm/ | /pɚˈfɔːrm/ |
| achievement | /əˈtʃiːv.mənt/ | /əˈtʃiːv.mənt/ |
第1音節はイギリス英語で /pə/、アメリカ英語で /pɚ/ です。どちらもあいまい母音で、カタカナの「パ」のようにはっきりした「ア」を出す音ではありません。アメリカ英語の /ɚ/ は舌を丸めた r の色が付いた音で、「パ」ではなく「プァ」に近く聞こえます。
強い第2音節は /ˈfɔː/(イギリス)、/ˈfɔːr/(アメリカ)です。長音記号の /ː/ が付いているとおり、ここだけは長く伸ばします。アメリカ英語では母音の後ろに r が入ります。
いちばん崩れやすいのが最後の /məns/ です。カタカナの「マンス」は三拍に分かれますが、英語は /m/+あいまい母音+/ns/ のひとかたまりで、軽くつぶして終わります。「パ・フォー・マン・ス」と四つに切らず、真ん中の「フォー」だけを長く強く、前後は小さくたたむと辞書の形に近づきます。
比較語の achievement は、イギリス英語もアメリカ英語も /əˈtʃiːv.mənt/ で同じです。こちらも強いのは第2音節の /ˈtʃiːv/ で、先頭の /ə/ は弱く、語尾の /mənt/ は軽く落ちます。強勢が真ん中に来るという点は performance と共通しています。
パフォーマンスの英語 performance は可算にも不可算にもなる
performance は、語義によって数え方が変わります。Cambridge Dictionary は語義ごとに [C](可算)と [U](不可算)を書き分けており、同じ語なのに両方が付きます。
数えられるのは、まず「どれだけうまくやるか」の第一の語義です。Cambridge Dictionary はこの語義に [C] を付けています。だから「彼は自分の performance を上げようとしていた」のように his performance という形で出てきます。
「人を楽しませる行為」の語義にも [C] が付いています。Oxford Learner’s Dictionaries の例文にも「彼らは観光客のために performances を行った」と複数形があり、上演の一回ごとを数えていることが分かります。「パフォーマンスは7時に始まります」も、その日の一回を指す単数です。
「投資や会社などがどれだけうまくいっていて、どれだけ利益を出すか」という語義にも [C] が付きます。例文は「そのファンドの過去の performance は、将来どうなるかを必ずしも示すものではない」「昨年はその大手小売業者の力強い performance が見られた」です。
いっぽう不可算 [U] が付くのは、「仕事などをするという行為そのもの」「ある活動や仕事がどれだけうまくなされるか」「コンピューターや機械がどれだけうまく働くか」「誰かが自分の仕事や務めをどれだけうまくこなすか」の四つです。例文の「彼は poor performance を理由に解雇された」に冠詞が無いのは、この不可算の語義だからです。
見分け方は単純です。一回ごとに数えられる出し物や、一社ごとの成績のように区切りがあるものは [C]。「働きぶり」という性質そのものを指すときは [U]。迷ったら、日本語にしたときに「〜の出来ばえが」と性質で言えるなら冠詞を外し、「一つの公演」「一期の成績」と区切れるなら a か the を付ける、と考えると整理できます。
ビジネスで使うパフォーマンスは「業績・運用成績」の語義
Cambridge Dictionary は performance のビジネス英語の語義を複数立てています。中心は「投資や会社などがどれだけうまくいっていて、どれだけ利益を出すか」で、日本語の「業績」「運用成績」に当たります。
その項の例文は「そのファンドの過去の performance は、将来どうなるかを必ずしも示すものではない」です。投資信託の説明でよく見る一文がそのまま辞書に載っています。「昨年はその大手小売業者の力強い performance が見られた」「その小売業者は、過去1年の振るわない performance を受けて、費用を削るために事業を再編すると述べた」も同じ項の例文です。
人事の文脈の語義も別に立っています。「誰かが自分の仕事や務めをどれだけうまくこなすか」で、例文は「彼は performance の低さを理由に解雇された」「ジョンの退職は、彼の performance に直接関係しているわけではない」です。日本語の「人事評価」「業務成績」に当たる使い方です。
チーム全体を指す語義もあります。「performance は、ある活動や仕事がどれだけうまくなされるかも指す」という定義に、「2勝3敗という戦績で、そのチームの performance は期待外れだった」という例文が付いています。
法律の文脈の語義も見逃せません。Cambridge Dictionary は「法的合意に書かれていることを実行する行為」という語義を立てており、「各当事者は、自らの義務を適正に履行することを条件として、すべての結果の写しを受け取る権利を有する」という例文を挙げています。契約書に出てくる performance は「業績」ではなく「履行」です。同じ趣旨の語義として「自分の仕事など、何かをするという行為」もあり、「事故が通常の職務の遂行中に起きたのであれば、彼は障害保険の対象になる」という例文が付いています。
Oxford Learner’s Dictionaries も「ある作業や行為などを行う行為、またはその過程」という語義を立て、「彼女は自らの職務の遂行に熱意を示してきた」という例文を挙げています。ビジネス文書で the performance of ~ の形を見たら、まず「〜の遂行・履行」を疑うと読み違いが減ります。
パフォーマンスを使った英語の例文とよくある間違い
辞書に載っている形をそのまま借りるのが、いちばん外さないやり方です。improve one’s performance と the performance of ~ の二つを押さえておけば、仕事の場面はほぼ足ります。
Cambridge Dictionary の例文から借りられる形はこうです。「He was an experienced player who was always seeking to improve his performance.(彼は経験豊富な選手で、いつも自分のパフォーマンスを上げようとしていた)」。improve + 所有格 + performance が、出来ばえを上げるときの定型です。
評価を下げるほうの定型は poor performance です。「He was fired for poor performance.(彼はパフォーマンスの低さを理由に解雇された)」のように、冠詞なしで使われます。Oxford Learner’s Dictionaries には strong economic performance(力強い経済パフォーマンス)、an impressive performance(印象的なパフォーマンス)という組み合わせも載っています。
間違いの一つ目は、「パフォーマンスする」を英語にしようとして do a performance のような形をひねり出すことです。動詞なら perform を使います。Cambridge Dictionary の例文どおり「Computers can perform a variety of tasks.」であって、動詞の位置に performance は来ません。
二つ目は、一つの立派な成果を performance と呼んでしまうことです。オリンピックの銀メダルのような到達点は achievement で、Cambridge Dictionary の例文も「An Olympic silver medal is a remarkable achievement for one so young.」となっています。performance はその出来ばえの度合いを言う語です。
三つ目は数え方です。performance は語義によって [C] と [U] が分かれるので、公演の一回や一社の成績なら a/the を付け、働きぶりという性質を言うなら冠詞を外します。四つ目は発音で、強いのは真ん中の /ˈfɔː/、先頭の /pə/ と語尾の /məns/ は軽く落とします。
パフォーマンスについてよくある質問
見ている場所が違います。Cambridge Dictionary は performance を「人や機械などが、ある仕事や活動をどれだけうまくやるか」(B2)、achievement を「とても良く、そして難しいことで、やり遂げることに成功したもの」(B1)と定義しています。performance は出来ばえの度合い、achievement は残った結果です。語源も対照的で、Online Etymology Dictionary によれば performance は「完全にやりきる」parfornir、achievement は「終わりに来る」à chef (venir) にさかのぼります。
古フランス語の parfornir です。Online Etymology Dictionary によれば、これは「する、やりとげる、終える、成し遂げる」で、par-「完全に」+ fornir「供給する」に分解できます。fornir は英語の furnish と同じ語です。アングロ・フランス語の performer、performir を経て1300年ごろに英語へ入り、名詞 performance は15世紀後半に「達成、完了」の意味で現れました。
その語義は辞書に載っています。Cambridge Dictionary は performance の語義の一つとして「細部や、重要ではない小さなことに、やたらと手間をかける行為や振る舞い方」を立て、「What a performance! Please stop shouting!(何を大げさな。叫ぶのはやめてくれ)」という例文を挙げています。Oxford Learner’s Dictionaries も「多くの労力や面倒を伴う行為。ときに、そこまでする必要がないのにそうする行為」と定義しています。ただし辞書の例文は政治の場面ではなく、オーブンの掃除や朝の支度といった日常の面倒ごとです。
語義によって変わります。Cambridge Dictionary は「どれだけうまくやるか」「人を楽しませる行為」「投資や会社の成績」の語義に [C](可算)を付け、「仕事などをするという行為」「活動や仕事がどれだけうまくなされるか」「機械がどれだけうまく働くか」「誰かが職務をどれだけうまくこなすか」の語義に [U](不可算)を付けています。公演の一回や一期の成績のように区切れるものは数え、働きぶりという性質を指すときは冠詞を外します。
パフォーマンスのまとめ
パフォーマンスとは、人や機械がある仕事や活動をどれだけうまくやるか、その出来ばえのことです。英語の performance にはこの第一の語義に加えて、「上演・演奏」「大げさで面倒な振る舞い」「業績・運用成績」「職務の遂行・契約の履行」という語義があり、日本語のカタカナ語はそのうちの前半をよく使っています。
語源は古フランス語 parfornir「完全にやりきる」で、par-(完全に)と fornir(供給する)に分かれます。最後まで全部そろえて出しきる、という身振りが語の芯にあります。名詞として英語に現れたのは15世紀後半、「上演」の意味が付いたのは1610年代、「公開の演芸」は1709年です。
英語で使うときは、動詞なら perform を使うこと、語義によって [C] と [U] が分かれること、そして一つの誇れる結果は achievement であって performance ではないことの三つを押さえておけば、意味がそのまま届きます。発音は真ん中の /ˈfɔː/ に体重を乗せます。
パフォーマンスの出典
performance の定義・語法・発音・語源は以下の英英辞典と語源辞典で確認しました。
- Cambridge Dictionary|performance(一般・ビジネス英語の各項を含む)
- Oxford Learner’s Dictionaries|performance(名詞)
- Online Etymology Dictionary|performance
- Cambridge Dictionary|perform(動詞)
- Oxford Learner’s Dictionaries|perform(動詞)
- Cambridge Dictionary|achievement
- Oxford Learner’s Dictionaries|achievement
- Online Etymology Dictionary|achievement

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